USB-C ケーブル検証記録 CM1 / 1.2 m Dongguan Ziwuniu Intelligent Technology Co., Ltd 100Vac / 50Hz | 供試品1本 | 測定・確認日 2026-10-21 | Fixed PDO給電試験と表示比較 主な結果 採用した1回の測定で29項目すべてを完了した(SCREENING_COMPLETE)。Fixed 7電圧で計画した3Aまたは5Aに到達し、各高負荷保持で設定120秒・定常120点を取得した。公称48V/5A時のASD入力中央値は 47.183V / 235.915W だった。 定常測定値はすべて、公称電圧から±1Vの別途観察帯内だった。高負荷ケースの停止幅は±1.5Vであり、この設定を明示する。USB-IF適合判定ではない。 動画の同時表示7点では、CM1の電流表示はASDパネルより約6〜10%低かった。48:00ではCM1が4.6A / 220W、ASDが5.000Aを表示。ASDの画面上の電圧と電流から計算した電力は235.915Wだった。 供試品・測定構成 | 項目 | 記録条件 | | --- | --- | | ソース | Framework FRANDVCH00_s_sample1 / C1 / 240W | | 入力 | 100Vac / 50Hz(作業者設定の記録値) | | 給電経路 | Source → 供試ケーブル → CY4500-EPR → ASD-PD31 | | 制御 | ASD-PD31 v5.8.13 / COM3 / 115200 / CC2 | | 試験範囲 | Fixed 5・9・15Vは最大3A、20・28・36・48Vは最大5A | | 公開基準名 | Reference A 1.0 m / 2026-10-17 | CM1は表示ユニットに近いコネクタをSNK側に接続した。作業者が記録した向きであり、メーカー指定を確認したものではない。 --- 給電試験結果 E01は29項目を完了した採用測定。表は電子負荷入力におけるASD定常値であり、公称定格と実際の受電電力を区別する。 | 目標 V | 負荷 A | 電圧 最小 / 中央 / 最大 (V) | 電力中央 W | 点数 | | --- | --- | --- | --- | --- | | 5 | 3.0 | 4.927 / 4.932 / 4.935 | 14.796 | 120 | | 9 | 3.0 | 8.629 / 8.633 / 8.637 | 25.899 | 120 | | 15 | 3.0 | 14.625 / 14.629 / 14.634 | 43.887 | 120 | | 20 | 5.0 | 19.293 / 19.301 / 19.310 | 96.505 | 120 | | 28 | 5.0 | 27.186 / 27.194 / 27.204 | 135.972 | 120 | | 36 | 5.0 | 35.171 / 35.178 / 35.192 | 175.895 | 120 | | 48 | 5.0 | 47.172 / 47.183 / 47.193 | 235.915 | 120 | 各保持:設定120秒、開始待ち1秒、約1秒間隔、定常120点。点数にはプリチェックを含めない。電力は記録されたASD電圧と電流の積で、ソース側出力端での電力ではない。 負荷電流の往復掃引 | 目標 V | 範囲 A | 方向・設定点組数 | 測定点数 | 結果 | | --- | --- | --- | --- | --- | | 5 | 0.1 - 3.0 | 31 | 93 | PASS | | 9 | 0.1 - 3.0 | 31 | 93 | PASS | | 15 | 0.1 - 3.0 | 31 | 93 | PASS | | 20 | 0.1 - 5.0 | 51 | 153 | PASS | | 28 | 0.1 - 5.0 | 51 | 153 | PASS | | 36 | 0.1 - 5.0 | 51 | 153 | PASS | | 48 | 0.1 - 5.0 | 51 | 153 | PASS | 0.2A刻み、各点3回、往路・復路を測定。折返しの共有点は片側のみの場合がある。別の14項目で前後0.1A基準を取得し、最終項目で最高Fixed電圧から5Vへの軽負荷復帰を確認。29項目すべてPASS、各項目のLOAD_OFFを検証済み。 --- Reference A 1.0 m との比較 軽負荷・高負荷・軽負荷の組で中央値を比較し、公称電圧からの単純な初期ずれの影響を抑える。図は測定経路全体の電圧変化を示す。 ![Path droop](../figures/path_droop.svg) | 目標 V | 供試品低下 V | 基準低下 V | 追加低下 mV | 経路 mΩ | | --- | --- | --- | --- | --- | | 5 | 0.1425 | 0.0985 | +44.0 | 49.1 | | 9 | 0.4455 | 0.4005 | +45.0 | 153.6 | | 15 | 0.4440 | 0.3990 | +45.0 | 153.1 | | 20 | 0.7605 | 0.6800 | +80.5 | 155.2 | | 28 | 0.7535 | 0.6765 | +77.0 | 153.8 | | 36 | 0.7555 | 0.6775 | +78.0 | 154.2 | | 48 | 0.7545 | 0.6790 | +75.5 | 154.0 | 電圧低下=前後0.1A電圧中央値の平均−高負荷保持の電圧中央値。見かけの経路抵抗=電圧低下÷実測の高負荷・軽負荷電流差。追加低下が正なら基準より低下が大きい。 CM1の追加電圧低下は基準に対し、3Aで約44〜45mV、5Aで約76〜81mVだった。 ケーブル単体抵抗ではなく、ソースの負荷変動、接点、CY4500、ASD入力を含む。基準は2026-10-17に測定し、当時のASD制御はRS232、今回はUSB Type-B。接触再現性・ドリフトは除去しておらず、トレーサブルな不確かさ評価もない。 --- CH32によるケーブル識別 負荷試験と下記CH32セッションをSHA-256で対応付けた。有効なケーブル応答は、パッシブ・5A / 48V・USB2を広告している。 | 項目 | 観測値 | | --- | --- | | 対応証拠 / CC | C01 / CC1 | | Cable VDO | 000A4640 | | VID / PID | 0000 / 0000 | | 広告能力 | 5A / 48V / passive / USB2 | | 識別根拠 | SOP-prime観測。実物との対応は作業者の申告 | 取得した全識別セッション | ID | CC | 全体 | ケーブル | 能力の根拠 | | --- | --- | --- | --- | --- | | C01 | 1 | PASS | pass | 5A / 48V | | C02 | 2 | PASS | unknown | 識別未確定 | CC2は全体がPASSでもケーブルはUNKNOWN。有効なCC1応答のVID/PIDがゼロである点も観測どおり記録し、認証の証拠とはしない。 UNKNOWN行の0A・20Vなどの既定値は、実際に確認されたケーブル定格として扱わない。 検証範囲と未実施項目 Fixed PDOの給電スクリーニング。ソースにはPPSがなく、本試験ではSPR/EPR AVSの負荷試験はしていない。USB転送速度・信号品質、全端・CC方向、絶縁、機械耐久、長期耐久は未評価。240WやUSB2/480Mbpsの広告は、認証や実測転送速度の証明ではない。 温度値はファン動作に左右されるASD-PD31内部温度のみ。ソース・ケーブル・コネクタ・表示ユニットの温度ではない。ASDのリップル値について、独立した帯域・校正確認は行っていない。 --- 動画による同時表示比較 V01:ASDパネルとケーブル表示が同時に見える7フレームを抽出。時刻は動画先頭からの経過時間。電流は手動で転記し、表示桁を残したが、その桁数の正確さを保証しない。 | 動画時刻 | 目標 V | ASD表示 A | ケーブル表示 A | 相対差 | | --- | --- | --- | --- | --- | | 05:00 | 5 | 3.001 | 2.8 | -6.7% | | 11:20 | 9 | 3.000 | 2.7 | -10.0% | | 17:40 | 15 | 3.000 | 2.8 | -6.7% | | 25:10 | 20 | 5.000 | 4.6 | -8.0% | | 32:50 | 28 | 5.000 | 4.6 | -8.0% | | 40:30 | 36 | 5.000 | 4.7 | -6.0% | | 48:00 | 48 | 5.000 | 4.6 | -8.0% | 電流相対差=100×(ケーブル表示電流÷ASD表示電流−1)。選択した観測点であり、全フレーム調査や時間平均ではない。 ![Two crops from the same 48V frame](../figures/48v_display_comparison.png) 48:00フレーム:ASD 47.183V × 5.000A = 235.915W(計算値)。ケーブル表示:47.4V / 4.6A / 220W。 ASDは比較器であり、独立校正された絶対電流基準ではない。測定位置、表示回路の消費、更新周期、平滑化、分解能が異なる可能性があり、原因は特定しない。動画とCSVの絶対時刻は未同期で、特定CSV行への対応は主張しない。 --- 証拠の検査・配布内容 元の給電判定を保持。ADCフレームの長さ・CRC・電圧電流の復号・電力計算を独立に確認し、各ケースを設定電流・電圧幅に照合した。 | 検査項目 | 結果 | | --- | --- | | ケース / LOAD_OFF検証 | 29 PASS / 29件検証済み | | 本測定 / プリフライトADC行 | 1786 / 58 | | ADC CRC・復号・電流・電力エラー | 0 | | 定常値の公称±1V帯超過 | 0 | | CY4500 CSV出力数 | 59 | | PD Hard Reset / Reject / Wait | 0 / 0 / 0 | | PD Soft Reset / PS_RDY | 131 / 414 | | CH32セッション / 動画観測点 | 2 / 7 | 2件のシリアル受信バッファでは、有効な29バイト状態応答と9バイトACKが連結されていた。バッファ全体のCRC警告に対し両フレームのCRCを個別検証し、元の警告も証拠に保持した。 PD件数は検出・設定・プリフライトを含む全CSVの合計。Soft Resetを含む通信イベントも省略せず記録する。 稼働中の保護条件 高負荷電流掃引・保持の電圧停止幅±1.5V。独立プリフライト・軽負荷・軽負荷復帰は±1V。電流追従±max(0.05A, 目標の2%)、実電流上限5.25A、電力252W、ASD内部80℃。CY4500必須監視は有効。これらはベンチ設定でありUSB-IF適合基準ではない。 構成・追跡方法 reports/:4言語PDFと編集用Markdown。analysis/:ADC・ケース・保持・掃引・経路・識別・動画・検査表。evidence/:給電ログ、全CH32セッション、動画7枚の全画角フレーム。reference/:匿名基準の給電データ抜粋。元MP4は別保管し、ファイル名・サイズ・長さ・SHA-256を記録。索引・マニフェストに証拠対応、秘匿、除外、配布ファイルのハッシュを示す。 元のmode列にsteadyという値はない。末尾に-precheckまたは-rampがない行が定常。正規化列measurement_phaseで明示的に絞込み可能。source_csvはパッケージ相対パス、source_csv_lineはヘッダーを1とするCSVレコード番号。 Reference Aのメーカー・型番・識別用E-Markerと生バイト表現を秘匿し、供試品情報は保持した。元の非公開証拠は変更していない。今回の完了は、他の取得で起きたCY4500 USB不通の原因解明を意味しない。 評価:対象個体は記載条件の給電試験を完了した。ケーブル表示の評価は給電完了と分けて扱う。表示差はASDに対する比較値であり、校正済みの絶対誤差証明ではない。